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暖房をつけているのに、足元だけがひんやりする。そんな冬の室内では、窓だけでなくドアの下にも目を向けてみたくなります。灯下商店・タコ足商店計画「寒さ対策編」第7号は、ドアのすきま風がテーマです。
これまで窓、床、寝具、着る毛布、手元の防寒、蓄熱式湯たんぽと、身近な寒さ対策を見てきました。今回は暖房器具を増やすのではなく、冷たい空気が入ってくる場所を確かめるという考え方です。
ドアを閉めていても、下のすき間から空気が流れることがあります。廊下と部屋の温度差が大きいと、足元の冷えが気になる場合もあるでしょう。ただし、寒さの原因は床や窓などにもあり、ドアだけで解決するとは限りません。
まずは、ドアの近くに立ったときに冷気を感じるか、床との間にどの程度すき間があるかを確認します。無理に物を詰める前に、どこから風が来ているのかを見極めることが大切です。
そこで今回取り上げるのが、「ユーザー すきま風ストッパー 室内ドア用 U-Q1037」です。楽天市場の販売ページでは、長さ42.5cmの部材が2本組で、ドア1枚分として案内されています。
この製品は、室内ドアの下のすき間に着目した防寒用品です。大掛かりな工事ではなく、日常の暮らしの中で試せる選択肢として気になります。取り付けられるかどうかは、ドアの厚み、下部の形状、床との距離などを商品説明で確認したいところです。
使う前には、ドアを開閉したときに床や敷物へ引っ掛からないかも確かめましょう。無理に取り付けると、ドアの動きを妨げたり、床材に負担をかけたりするおそれがあります。
もう一つ忘れたくないのが換気です。住宅によっては室内ドアの下のすき間が空気の通り道として設けられています。その場合、すき間をふさぐと必要な換気を妨げる可能性があるため、使用を避けるか、住宅の換気方式を確認する必要があります。
特に24時間換気設備のある住まいでは、空気がどこから入り、どこへ抜ける設計なのかを確かめたいものです。防寒と換気はどちらも大切で、寒さを防ぐために空気の流れを止めてよいとは限りません。
また、今回の販売名には「在庫処分」とあります。在庫や価格、販売条件は変わる可能性があるので、購入時には最新の表示を確認してください。この記事では、特定の節約額や室温の改善幅を保証するものではありません。
すきま風対策の良さは、冷えを感じる場所を一つずつ調べるきっかけになることかもしれません。ドアの前で冷えるならドアを、窓際で冷えるなら窓を。場所に合った工夫を選ぶ方が、買い物も無駄になりにくそうです。
賃貸住宅では、建具の改造や強い粘着材の使用に注意が必要です。原状回復の条件を確認し、取り外しやすさや床への影響も考えて選びたいところです。
足元が寒いからといって、すぐに暖房の設定温度を上げる前に、冷気の入り口を探してみる。そんな小さな点検も、冬を過ごしやすくするための一歩になります。
今回紹介したU-Q1037が合う住まいもあれば、換気や建具の事情から使わない方がよい住まいもあります。商品の仕様と自宅の環境を照らし合わせ、無理のない方法を選んでください。
寒さ対策編もいよいよ終盤です。窓や床を整え、身につけるものを工夫し、最後に冷気の通り道まで見直す。大きな設備に頼り切らず、暮らしの中の小さな寒さを一つずつ減らしていきたいですね。


