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鍋つゆを選び、豚肉と野菜をそろえ、食卓の真ん中には土鍋。ぐつぐつと煮える音を聞いていると、いよいよ食べる時間が近づいてきます。そこで、もう一つ用意したくなるのが、鍋から料理を取り分けるための小さな器です。
鍋物編の前回は、銀峯の萬古焼「菊花」8号土鍋を取り上げました。今回はその続きとして、一人ひとりの手元に置く「とんすい」に目を向けます。
とんすいがあると、鍋の時間が落ち着く
大きな土鍋をみんなで囲んでいても、食べるペースや好きな具材は人それぞれ。白菜を多めに取りたい人もいれば、きのこをじっくり味わいたい人もいます。自分の取り鉢があれば、少しずつ好きな組み合わせを楽しめます。
とんすいは、鍋料理を取り分けるときによく使われる小鉢の一種です。片側に小さな持ち手のような部分がある形もおなじみ。器の形や深さによって、汁気のある料理の取りやすさや手に持ったときの感覚が変わります。
今回選んだのは、EAST tableの鍋用取り鉢
今回紹介するのは、楽天市場のEAST tableで販売されている「和食器 とんすい お鍋の取り鉢」です。商品ページでは、鍋の取り鉢としてはもちろん、普段の食卓で小鉢や取り皿として使うことも想像できる器として紹介されています。
土鍋が食卓の中心をつくる道具なら、とんすいは一人ひとりの食事を支える道具。料理を取り分けたときに器の色や質感がどう見えるか、いつもの食器と合わせやすいかを考えるのも楽しい選び方です。
前回の鍋を、手元の一杯に取り分ける
ごま豆乳の鍋つゆに白菜と豚バラを合わせる日。寄せ鍋のだしに、しいたけや長ねぎを入れる日。これまでの記事で選んできた具材を土鍋で煮たら、食べたい分だけとんすいへ。大鍋の中では一緒だった具材も、小さな器に盛ると一杯ずつ違う表情になります。
熱い汁を入れる器だからこそ、持つ位置や置く場所には気をつけたいところ。とんすいの小さな突起は便利に見えますが、熱さを感じないという意味ではありません。無理に持ち上げず、食卓の上で安定させて使いましょう。
見た目だけでなく、使い勝手も選びたい
取り鉢を選ぶときは、見た目の好みだけでなく、深さや容量、重さ、洗いやすさも大切です。汁を多めに取り分けたいのか、具材を少しずつ味わいたいのか。自分の食べ方に合った器なら、鍋の日以外にも出番が増えそうです。
今回の商品のサイズ、色柄、素材、電子レンジ・食器洗い機への対応などは、購入する時点で販売ページの最新情報を確認してください。器の個体差や取り扱い上の注意が案内されている場合は、その説明も確かめておきたいところです。
鍋の日だけでは、もったいない
とんすいは冬の鍋料理だけの器とは限りません。おひたしや煮物、少し残ったおかず、果物などを盛る小鉢としても使えます。季節が変わって土鍋をしまっても、取り鉢は毎日の食卓に残る。そんな使い道まで考えると、器選びの楽しみが広がります。
取り分けるところまでが、鍋の楽しみ
鍋つゆから始まり、肉、野菜、土鍋、そして取り鉢へ。鍋物編の食卓は、少しずつ出来上がってきました。大切なのは、道具を一度にそろえることではなく、自分の暮らしに合うものを選んでいくこと。お気に入りのとんすいが一つあるだけでも、いつもの鍋が少し特別に感じられるかもしれません。
さて、食べ終わりが近づいてきたら、鍋に残ったつゆをどう楽しもう。次は雑炊や麺など、鍋の「締め」に寄り道してみたいと思います。
鍋物編|前後の記事へ
土鍋からお気に入りのとんすいへ。具材を味わい終えたら、次は鍋に残ったおいしいつゆの出番です。新潟県産コシヒカリのご飯で、締めの雑炊を楽しんでみましょう。


