鍋物編エピローグ|鍋を囲んだ、そのあとで。冬の食卓を振り返る最後の一話

鍋物編エピローグ|鍋を囲んだ、そのあとで。冬の食卓を振り返る最後の一話 鍋物
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最後のうどんを取り分けると、土鍋の底が見えてきました。湯気が少しずつ落ち着き、食卓に残るのは、使い終えたとんすいと箸。鍋つゆを選ぶところから始まったこの冬の食卓も、いよいよ片づけの時間です。

前回は、はたけなか製麺の「鍋のちうどん」を取り上げました。雑炊にする日も、うどんにする日もある。最後の一杯まで味わったところで、今日は新しい商品を探すのではなく、ここまでの七つの寄り道を振り返ってみます。

最初は、鍋つゆを選ぶところから

ごま豆乳にしようか、寄せ鍋にしようか。焼あごだしも、とんこつも気になる。第1号では、ミツカンの四つの味をきっかけに、今夜の鍋を想像しました。味を決めるだけで、買い物の景色が少し変わったように感じます。

豚肉と野菜で、鍋の中がにぎやかになる

第2号で選んだのは、ロース、肩ロース、バラ、モモの四つの豚肉。第3号では白菜や長ねぎ、しめじ、えのき、しいたけなど、野菜ときのこの組み合わせを考えました。どれか一つが正解なのではなく、その日の好みや人数に合わせて選べばいい。そんな気軽さも、鍋のよさです。

土鍋を囲み、それぞれの器へ

第4号では萬古焼「菊花」の土鍋を、第5号では美濃焼のとんすいを紹介しました。大きな鍋を真ん中に置き、好きな具材を小さな器に取り分ける。同じ鍋を囲んでいても、一人ひとりの一杯は少しずつ違います。

最後の一杯にも、二つの楽しみ

第6号は新潟県産コシヒカリのパックご飯を使った雑炊。第7号は、下ゆで不要の「鍋のちうどん」。鍋に残っただしを、ご飯で味わうか、麺で味わうか。どちらも、食べ終わりをもう少し楽しむための選択肢でした。

空になった土鍋を片づける

食事が終わったら、まず火を止めて、熱い土鍋や器が落ち着くのを待ちます。土鍋は急な温度変化を避け、製品の取り扱い表示に従って洗い、十分に乾かしてからしまいたいところです。とんすいも洗って棚へ。さっきまで湯気でにぎやかだった食卓が、いつもの静けさに戻っていきます。

けれど、片づけたからといって、楽しかった時間まで消えるわけではありません。今日はどの具材がおいしかったか、次は違うつゆを試してみようか。そんな小さな会話が、次の夕食につながっていきます。

鍋物編を最初から読む

各記事の末尾には、前後の物語へ進める案内を設けています。気になるところから読み返したり、プロローグから順番にたどったりしながら、冬の食卓の物語をお楽しみください。

またいつか、この鍋を囲もう

最初は「今夜はどの鍋にする?」という、ささやかな問いでした。つゆを選び、具材をそろえ、鍋を囲み、最後の一杯まで楽しむ。特別なごちそうでなくても、いつもの食卓には、選ぶ楽しみや味わう楽しみがいくつも隠れています。

空になった土鍋を棚に戻したら、鍋物編はこれでおしまい。また寒い夜が来たら、今日とは違う組み合わせで、同じ鍋を囲んでみましょう。ごちそうさまでした。

鍋物編|物語の始まりへ

鍋つゆを選ぶところから始まった、小さな冬の食卓。具材をそろえ、土鍋を囲み、最後の一杯まで味わいました。食卓を片づけたあとも、また鍋を囲む日はやってきます。気が向いたら、物語の最初の一ページをもう一度開いてみてください。

← 第7号|はたけなか製麺「鍋のちうどん」で楽しむ最後の一杯

鍋物編プロローグ|冬の鍋料理から始まる、小さな食卓の物語 ↺

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