第1部 普通の人が総理大臣になるには?

第1部 普通の人が総理大臣になるには? 政治
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Xで「総理大臣を辞めさせるには?」という話題を見かけた。確かに気になる。だが、その前に一つ疑問が浮かぶ。そもそも、総理大臣にはどうすればなれるのだろう。

意外なことに、日本には「総理大臣に立候補する選挙」がない。国民が投票用紙に次の総理の名前を書くわけでもない。総理大臣は、国会議員の中から国会が指名する仕組みだからだ。

では、普通の人には縁のない話なのか。そうとも限らない。第一歩は国会議員になること。公職選挙法では、日本国民なら衆議院議員は満25歳以上、参議院議員は満30歳以上で立候補できる。ただし、法律上の欠格事由に当たらないことなども必要だ。政治家の家に生まれた人でなければならない、という決まりはない。

国会議員になったら、次は「首班指名」と呼ばれる手続きだ。衆議院と参議院がそれぞれ投票して、総理大臣にふさわしい人物を指名する。ここで驚くのは、総理大臣は衆議院議員に限られないという点。参議院議員でも、国会の指名を受ける資格がある。

もし衆議院と参議院で違う人物を指名したらどうなるのか。両院協議会でも意見がまとまらなければ、衆議院の決定が優先される。参議院が国会休会中の期間を除く10日以内に指名しなかった場合も同様だ。

最後に、国会の指名に基づいて天皇が総理大臣を任命する。天皇が自由に選ぶのではない。つまり、総理大臣への道は、国民による議員選挙から始まり、国会での指名へと続く。

では、こうして選ばれた総理大臣を辞めさせるには、どうすればよいのだろう。

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